
愛媛・松山の奥座敷にたたずむ「奥道後 壱湯の守」。自家源泉かけ流しの名湯と、西日本最大級の露天風呂が自慢の宿です。我々夫婦が訪れた秋、渓谷が赤く染まる紅葉の絶景は圧巻でした。瀬戸内の旬を味わう食事や、館内の図書館・記念館で知性に触れる時間は、最高の癒やしを与えてくれます。至福の休日をご紹介です。
1.圧倒的な湯量と「美人の湯」に癒されて
温泉好きもびっくりの圧倒的な湯量!
奥道後温泉は、道後温泉とは異なる独自の源泉を持っているそうです。
壱湯の守では、毎分1,000リットルという豊富な湧出量を誇る自家源泉を、惜しみなくかけ流しで楽しむことができます。
pH9.4の「美人の湯」
泉質はアルカリ性単純硫黄泉。
肌に触れると瞬間に感じる、少しヌルッとした柔らかな質感で、お肌すべすべ間違いなし。
じっさい、湯から上がると肌がしっとりと吸い付くようで、その実力を実感させてくれました。
西日本最大級の露天風呂「翠明の湯」
押さえておきたいのは、西日本最大級の広さを誇る大露天風呂です。
男女各7つの湯船があり、それぞれ趣が違います。
渓谷を渡る風を感じながら、硫黄の香りに包まれる時間は至福そのもの。
広い湯船につかり、日頃の肩の凝りも、心の疲れも、流されていくようです。
2.四季の彩り、特に「紅葉」は圧巻の美しさ
壱湯の守が最も輝く季節、それは間違いなく秋です。
宿が位置する石手川渓谷は、紅葉スポットらしく、奥さんがインスタで見つけ、今回の旅行につながりました。
館内のいたるところから、燃えるような赤や鮮やかな黄金色に染まった山々を望むことができます。
インスタ映え間違いなしの絶景ポイント
特に、図書館や歴史記念館の大きな窓から眺める景色は、まるで一幅の絵画のようで絶景です。

SNSを楽しまれている方なら、この贅沢な色彩をぜひフォロワーさんにもお裾分けしたくなるはずです。
ポイントは紅葉が夕刻に映える時間帯を狙うことです。
我々が旅館に到着したのが16時頃でしたが、フロントでチェックインしたあと、真っ先に写真撮影に向かいました。
3.瀬戸内の恵みをいただく、大満足の食事
旅の楽しみといえば、やはり食事ですよね。
壱湯の守では、愛媛・瀬戸内の旬の食材をふんだんに使った料理が楽しめました。
絶品料理あふれるビュッフェ
シニアに近づいてくると量はたくさんいらない、良いものを少しずつ、好きなものを自由に選びたいというわがままな欲求が湧いてきますが、こちらのビュッフェは、すべてを満たしてくれました。

- 瀬戸内の地魚: 目の前で握ってくれるタイの握りや、愛媛名物の鯛めしは外せません。
- オープンキッチン: サーロインステーキは絶品でした、3皿もいただいちゃいました。

落ち着いて食事を楽しみたい方には、季節の会席料理プランもあるようです。
4.歴史と知性に触れる、館内での「静かな過ごし方」
壱湯の守が他の温泉宿と一線を画すのが、館内に漂う知的な雰囲気です。
ただ泊まるだけでなく、文化的な刺激を受けられる場所が用意されています。

蔵書に囲まれる「道後・奥道後 現代図書館」
館内には本格的な図書館が併設されています。
旅先で静かに本を開く時間は、大人の旅ならではの贅沢。
歴史、美術、文学など、幅広いジャンルの本が並び、ラウンジでコーヒーを飲みながら読書にふけることができます。

奥道後歴史記念館
記念館は昭和モダンの雰囲気たっぷりで、懐かしい感覚ですが、現代にも受け入れられる不思議な感じです。


この宿が歩んできた道のりを知ることで、滞在の深みが一層増すことでしょう。


自分へのご褒美に、本物の休息を
奥道後 壱湯の守は、単なる宿泊施設ではありません。
豊かなお湯に癒され、自然の芸術に感動し、美味しい食事に舌鼓を打ち、本と歴史に触れる。
五感のすべてが満たされる場所です。
子育てが一段落し、自分たちの時間を大切にしたい50代。
そして、ゆったりとした時間の流れを慈しみたい60代。
そんな世代に優しく寄り添ってくれる優しい空間でした。



